今回は「息を止める平均の時間」について解説します。
結論から言うと、平均は1分程度です。
しかし、あくまでも平均の話。年齢などによりばらつきがあります。
「みんなどれくらいの間息を止められるのかな?」と考える人、実は多いんです。
私も同じことを思い、色々調べてまとめてみました。
ぜひ参考にしてください。
息止められる平均の時間はこれくらい
平均的な男女が息を止められる時間は一般的に約1分程度と言われていますが、これは個人差が大きく、年齢や環境によって大きく変わります。
子供や高齢者では、30秒前後とも言われており、一般的な1分というのはあくまで目安に過ぎません。
また、運動経験の有無や健康状態も影響することがあります。
したがって、息を止める能力は個々の体力や習慣、環境によって異なることを考慮する必要があります。
何秒以上止められたらすごいのか?
息を止める驚異的な時間は何秒以上だろうか?
その答えは120秒です。
2分を超えると、それはアスリートと言っても過言ではないのです。
しかし、世界には常識を超える人々も存在し、その中には180秒以上も息を止める強者もいます。
3分を超えると、超人レベルに達し、潜水士や海女などがその中に含まれます。
確かに、3分は人間離れしたレベルです。
私もかつて水泳をしていた時、2分近く息を止めることができた記憶があります。
おそらくそれは肺活量の大きさと関連しているのでしょう。
ギネス記録は?超すごかった
ギネス記録の最長記録に興味がありますよね?
それは驚くべき24分37秒。
この記録を樹立したのはスキンダイバーのブディミール・ショバットさんです。
この記録は超人的というより、神レベルとさえ言えます。
しかし、この記録を達成するまでには3年以上もの歳月が費やされました。
週に6日のトレーニングをこなすことで、彼はこの記録を生み出しました。
もちろん、元々の才能もあったかもしれませんが、コツコツとしたトレーニングと積み重ねた努力が、この驚異的な時間を生み出したのです。
彼の成功は奇跡とも言えるものです。
息を止められる時間を長くするには?方法・鍛え方を解説
息を長く止める方法を2つご紹介します。
腹式呼吸を継続する
健康ブームの影響もあり、メディアでの取り上げられ方が増えており、この呼吸法の認知度も高まっています。
腹式呼吸を行うことで、深い呼吸と息を長く止める練習が可能です。
お腹まで息を吸い込んだ後、少しずつ止める秒数を伸ばしていくことが重要です。
腹式呼吸のやり方は以下の通りです:
①仰向けになり、膝を90°に立てます。
②両手の指先をおへその辺りに置き、息を吸いながらゆっくりとお腹を膨らませます。
③息を吸い切り、お腹が膨らんだところで数秒間止めます。
④ゆっくりと息を吐きながらお腹を凹ませていきます。
この方法を継続して行うことで、息を長く止める能力が向上するでしょう。
また、慎重な練習と継続が重要ですので、無理をせず自分のペースで取り組むことをおすすめします。
心肺機能を向上させる訓練
有酸素運動は、長距離走や水泳などの長時間の運動を通じて心肺機能を向上させる手段です。
心肺機能が向上すると肺活量も増え、息止めのトレーニングにも効果的です。
ただし、体調がすぐれない場合はこれらのトレーニングを行うべきではありません。
トレーニングだけでなく、実際の息止め時も同様です。
私はヨガを実践しており、腹式呼吸は日々の習慣です。
この呼吸法の要点は、完全に息を吐ききることです。
息を吐ききることで、息止め時に不快感をもたらす二酸化炭素をしっかり排出し、十分な酸素を取り入れることができます。
リラックスした状態でこの呼吸法を練習することをお勧めします。
息を吐ききる訓練を行うことで、息止めの際にも安定感が増し、より長く息を止めることができるようになるでしょう。
トレーニングの注意点
一人のトレーニングは危険
息止めトレーニングを行う際は、酸欠の危険性も念頭に置いておく必要があります。
酸欠に陥ると失神し、最悪の場合は死に至る可能性もあります。
そのため、1人でトレーニングするのではなく、必ず誰かに見守ってもらいます。
安全確保のために、常に周囲にサポートがあることが重要です。
食後は避ける
胃に食べ物が入っていると、深く息を吸うことが難しくなります。
さらに、食後は酸素が食べ物の消化に使われるため、早めに息苦しさを感じることがあります。
消化に時間がかかる食べ物も控えることが大切です。
タバコを控える
喫煙は肺の機能を低下させる要因となります。
また、心拍数が上がりやすくなるため、トレーニングの日には喫煙を控えることが重要です。
息を止めるトレーニングでは確かに酸欠のリスクがありますね。
どんなトレーニングも安全性が第一です。安全かつ効果的な息止めのトレーニングを行うことが望ましいですね。
まとめ
- 一般人の息止め平均時間は約1分。
- トレーニングにより息止め時間を延長可能。
- ダイバーや吹奏楽者はトレーニング前に安全確認が必要。
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