今回は「大人のウーパールーパーは気持ち悪いのか?!」について解説します。
結論から言うと、理由は幼体とのギャップなどがあげられます。
その他の理由もこの後詳しく見ていきます。
「大人のウーパールーパーってなんか違和感があるけど、他の人達はどう思っているんだろう?」
など、ふと思う人は多いんです。
今回そんな方の疑問を解消します。
ぜひ参考にしてください。
ウーパールーパーの大人は気持ち悪い?その理由5選
私個人としては、大人になった後のウーパールーパーもすごく可愛いと思いますが、
人によっては大人のウーパールーパーが気持ち悪いと感じることがあるようです
その4つの理由を見ていきましょう。
大人になると急にでかくなる
ウーパールーパーは、成長に伴って大きくなるため、成体になるとその大きさに戸惑うことがあります。ペットショップで販売されているウーパールーパーは通常、可愛らしい5㎝ほどの幼体です。
しかし、これらの生物は非常に速い成長スピードを持ち、わずか半年で20㎝以上に成長することが一般的です。
そうなんだね!
個体には差があり、成長ペースも異なります。最終的には約30㎝に達することもあるため、多くの飼い主が予想以上に大きいと感じることでしょう。
ウーパールーパーの成長について知識を持ち、飼育環境を適切に整えることが大切です。彼らは個性的で興味深いペットとして飼育されています。
陸に適応すると姿が大きく変わる
ウーパールーパーは基本的に、水中で一生を過ごす生物です。両生類は通常、幼体の特徴であるエラ(外鰓)が消失し、陸地での生活に適応しますが、ウーパールーパーは例外です。
成体になっても幼体のような外見を保ち、水中での暮らしを続ける「ネオテニー」と呼ばれる現象が普通です。
しかしながら、時折、外部刺激によってネオテニーが解かれ、彼らは陸地に適応する姿に変わります。
この陸地形態は、外鰓を失っただけの外見で、従来のウーパールーパーとは異なる生物のように見えます。
この驚くべき生態学的特性が、ウーパールーパーを独特の存在にしています。
黒目じゃない個体も存在する
アルビノと呼ばれるウーパールーパー品種は、成体になっても赤い瞳を持つ特徴があります。これは成長した個体に特有のものではなく、他の生物にも当てはまります。
ウサギ、グッピーなど、アルビノの目は通常、血管が透けて見えているため、赤い色をしています。
幼い段階では、この赤い目は愛らしく見えるかもしれませんが、成長すると不気味で感情のない赤い瞳に見え、恐怖を引き起こすことさえあります。
他の品種では、通常、成長しても目は黒いままです。アルビノの特異な目の色は、その個体に独自の魅力を与えています。
私は、その赤い目に魅力を感じます。
幼体との違い(ギャップ)
大人のウーパールーパーが不快とされる主な理由は、その成体と幼体との劇的な変化です。ウーパールーパーが成長すると、その外見と雰囲気が大きく変わり、迫力と威厳を備えるようになります。
かつて「妖精」と評された可愛らしい顔は、巨大な口と無表情な目に変わり、「シン・ゴジラ」の第二形態のようになります。
エラ(外鰓)は小さく太くなり、シカの角のように突き刺さっているように見えます。体の側面には滑らかな7本の溝やヒダが現れ、体型は膨らんで「水死体」と表現されることもあります。
この成熟した姿は、迫力ある中型サラマンダーのようなものですが、可愛らしいと言われるかどうかは疑問に思う人も中にはいるみたいですね。
私はそんな姿も大好きですけどね。
体が白以外の色だと違和感を感じる
もしかしたら、ウーパールーパーに関して誤解があるかもしれません。
通常、人々は「ウーパールーパーは真っ白だ」と想像していますが、実際には異なる品種が存在します。
市販のウーパールーパーは、通常、次のような品種があります。
次に黄色味の強い「ゴールデン」品種
そして純白の「リューシスティック」品種
です。
しかし、興味深いことに、これらの品種は幼体の段階までに特徴的な姿を示し、成長するにつれてそれぞれの特徴がより顕著になります。
たとえば、アルビノは黒い色素が欠如するため、成体になるとマダラ模様のような模様が現れます。
同様に、ゴールデンは成長すると黄色が濃くなって、リューシスティックの場合は
内臓が透けおなかの部分が黒ずんで見えます。
したがって、ウーパールーパーは成長するにつれて、幼体の透明感とは異なる特徴的な姿を持つことがあり「なんか可愛くないな…」となることがあるんですね。
大きくなってもかわいいと思う人の理由!
一方、成熟したウーパールーパーは、その風貌の変化にもかかわらず、依然として愛らしさを持ち続けているという人々も存在します。
そのゆったりとした動きや、餌を与えながらコミュニケーションをとることで感じる愛着は、多くの人々に癒しを提供します。
見た目が変わっても、その内面は変わらないのがウーパールーパーです。したがって、愛情をもって育て、大切にすることができるのであれば、それは問題ではないでしょう。
成長したウーパールーパーも、その魅力を保ち続け、飼い主にとっては依然として愛らしい存在として楽しむことができるでしょう。
私が大人のウーパールーパーを愛する理由(体験談)
小学生の頃、私が通っていた学校に置いてある水槽に、大人のウーパールーパーがいました。
その水槽は学校の体育館の前にあり、私たち生徒には身近な存在でした。
友達と一緒に、放課後や休み時間によくその水槽の前で立ち止まり、ウーパールーパーを観察しました。そのウーパールーパーは、20cmほどの小さなサイズで、その特徴的な外見が私たちを魅了しました。
その生き物は黄色っぽい色をしていて、その色合いが本当に美しかったのです。
今でもはっきりと覚えています
私たちは、そのウーパールーパーの大きな丸い目に夢中になりました。
その瞳はまるで宇宙のように輝いていて、深い黒色に囲まれていました。
その瞳をじっと見つめると、まるで別の世界に連れて行かれるような気分になりました。
友達と一緒にそのウーパールーパーの目についておしゃべりすることが日課になり、私たちはその目の可愛らしさについて話し合いました。
どんなに難しい算数の問題や宿題に悩まされても(私は算数が少し苦手だった)
そのウーパールーパーの目を見ると、一瞬で心が和んでいました。
この経験が私にとって大人のウーパールーパーが可愛いと思うきっかけとなりました。子供の頃に友達と一緒にウーパールーパーを観察し、その美しい目に魅了されたことは、今でも私の心に残っています。
大人になった今でも、ウーパールーパーは私の中で特別な存在であり、その可愛らしさに心を奪われています。その小さな生き物から得た癒しと美しさは、私の人生においてずっと大切なものとなっています。
そもそもどんな生き物なのか?
ここまで読んできて、、ウーパールーパーがどんな生き物なのか?と興味を持った人へ。
基本的な情報をお伝えしておきましょう。
ウーパールーパーは、イモリやサンショウウオに近縁の「両生類」に属する生物です。この名前は、一般的にはペットとして飼育されているための商品名であり、学名では「メキシコサラマンダー」と呼ばれています。
この生物は、その名前の通り、メキシコが原産地であり、ごく限られた地域に生息しており、絶滅の危機に瀕しています。
しかし、ウーパールーパーは飼育と繁殖が比較的容易で、飼育個体が世界中でペットとして人気です。
その美しい外見とユニークな特性によって、世界中の両生類愛好家に愛されています。
彼らの美しい外見と興味深い行動を観察することは、多くの人々にとって魅力的な趣味となっています。
子供と大人の違いは?
ウーパールーパーの幼体は、愛らしい表情と神秘的な白い体色、時折のピンクや青のアクセントなど、魅力がたくさんあります。
しかし、成体になるとその外見は大きく変わり、ハッキリとした両生類の特徴を備えるようになります。
外見だけでなく、生活環境も大きく異なります。
幼体は水中で暮らし、成熟すると陸上でも生活できるようになります。
実際、成体の外見は陸生活に適応した変態です。
例えるなら、おたまじゃくしが蛙になることに似ています。
ウーパールーパーは、飼育環境での生活に適応します。
水中で生涯を過ごすことがおおいので、陸地への適応は不要です。
その結果、ウーパールーパーは一生を子供のような姿で過ごすことが多いんですね。
まとめ
気持ち悪いと感じる理由は
陸に適応すると姿が大きく変わる
黒目じゃない個体も存在する
幼体との違い(ギャップ)
体が白以外の色だと違和感を感じる
の5つでしたね。
逆に可愛いと感じる理由は
「自分で世話をしているうちに、その姿に愛着が湧いてくる」でした。
(自分でペットを飼ったことがある人ならわかると思います。)
先ほどもお話しした通り、私は小学生の頃に通っていた学校の水槽に大人のウーパールーパーがいたので、その影響で今でも愛くるしい姿が大好きです。
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