今回は「ツバメが巣を作る前兆と防止策」について解説します。
結論、壁に泥や他の材料が付着し始めるのがつばめが巣を作る前兆です。
ツバメの巣作りで悩む人はとても多いんです。
今回そんな方に前兆と事前に防ぐ4つの対策を中心に解説します。
ぜひ参考にしてください。
つばめが巣を作る前兆は?
壁に泥や他の材料が付着し始めると、ツバメが巣を築こうとしている可能性が高いです。
ツバメの巣に使用される材料は、泥、藁、そして枯れ葉などが含まれます。
これらの素材は、ツバメが唾液を使って結びつけ、壁に取り付けます。
一旦取り付けが始まると、その場所がツバメにとって理想的な巣作り場所と言えるでしょう。
手間はかかりますが、泥をマメに取り除く必要があります。
さらに、ツバメが家の周りでよく飛び回ったり、軒先に立ち寄ったりするのは、巣作りの前触れかもしれません。
餌を探している可能性もあれば、短い休憩を楽しんでいるかもしれません。しかし
、巣作りの場所を偵察している可能性も考えられます。
ツバメが頻繁に家の周りを飛ぶ場合、巣作りが行われる可能性があることに警戒が必要です。
ツバメに巣を作らせない!防ぐための4つの対策
ネットを使う
細密なネットを利用し、ツバメの侵入を阻止する方法を採用します。
ネットの細かな構造が鍵となります。もし手元に十分な細かいネットがない場合でも、複数のネットを重ねて使用することが可能です。
この対策を実施することで、ツバメたちは接近することが極めて難しくなり、あなたのエリアを占拠するのを避けるでしょう。
ガムテープ
燕は凹凸のある壁に巣を築く習性があります。従って、ガムテープを用いて壁面を滑らかに仕上げることで、燕の巣作りを防ぐことができます。
この手法は外観に懸念を抱く人には向かないかもしれませんが、効果は期待できるでしょう。巧妙な方法を駆使し、燕の巣の設置を未然に防ぐことが可能です。
アルミホイルを貼る・吊るす
アルミホイルを活用し、家庭でツバメの侵入を防ぐ方法です。
ツバメが好む場所にアルミホイルを取り付けるか、上から吊るすことで効果を発揮します。
これらの手法は簡単に実行可能ですが、外観が損なわれる可能性があるため、気になる場合は他のやり方を検討しましょう。
スプレー
外見に興味がある場合、スプレーが有用かもしれません。
鳥嫌いのスプレーは、ホームセンターやオンラインで入手可能です。
ツバメが何度も巣を作り、物色しているようであれば、早めにスプレーを使用します。
この方法は視覚的な影響を最小限に抑えることができますが、数日おきに定期的にスプレーする必要があり、手間がかかるという欠点があります。
また、ツバメ専用のスプレーは一般的に見当たらず、鳩専用のスプレーを代替とする必要があります。そのため、ツバメに対してどれだけ効果的かは実際に使ってみて様子を見る必要があります。
巣作りをする期間と作りやすい場所
期間
ツバメの巣作り期間は、通常3月の終わりから6月の終わりまで続きますが、地域によって異なります。暖かい九州や四国地方では、3月末から巣作りの兆候が見られます。
その後、桜前線が北上するのに合わせて、中国地方や関東地方でも巣作りが段々と始まります。
日本に渡ってきたツバメは、つがいを見つけると巣作りに適した場所を探し始めます。これらの適した場所にはいくつかの条件があります。
壁に泥がつきやすい
凹凸のある壁面には泥が良く付着し、巣作りがスムーズに進行します。
この容易な巣作りはツバメにとって極めて重要です。頑丈な巣が確保できると認識し、ツバメは凹凸のある壁を好んで選び、巧妙に巣を作ります。
天敵がいない&気配がない
ツバメにとっての天敵はカラスや蛇、猫などです。
人目につきやすい場所は、ツバメにとって安全なスペースとなります。
駅のホームに巣を作るツバメを頻繁に目撃しますが、人出の多い駅がツバメにとって理想的な環境です。
天敵が寄ってこないからです。
雨風をしのげる場所
ツバメにとって、雨風をしのげる玄関の軒先などは理想的な条件です。巣が壊れる心配もなく、安心して子供を育てることができます。
雨風をしのげる場所を見つけるツバメの本能は驚くべきものです。
このような状況下で、彼らは子孫の世話をすることができ、その生存率を高めることができます。
巣の作り始めに撤去してしまうのは違法なの?
結論、巣内に卵やヒナが存在する場合は勝手に撤去するのはダメです。
ツバメの巣を除去すること自体は違法ではありません。
ただし、巣内に卵やヒナが存在する場合、これは法律違反となりますので、注意が必要です。
ツバメは「鳥獣保護法」によって厳格に保護されています。
この法律は、鳥類の卵の収集を禁止しており、ツバメの卵やヒナが巣にいる場合、巣を撤去することは法的に許可されません。
自宅の巣に関しては、「自分の家にあるのに…」と主張したい気持ちは理解できます。
しかし法律を尊重することが大切です。
ツバメが巣立つまで見守りましょう。
ただし、巣立った後の巣は問題ありません。ツバメが巣を作った場所は、彼らにとって適した環境だったことを示しています。
将来再び巣を作る可能性もあるため、適切な予防策を検討することをお勧めします。
壊す前に必ず行政へ確認しよう
ツバメの巣に関する問題が発生した場合、卵やヒナの存在があっても法的に問題がないケースが存在します。
市町村の許可を取得すれば、合法的に巣を撤去できる可能性があります。
ただし、その許可を得るには適切な理由が必要であり、地域の行政機関に相談することをお勧めします。
巣に卵やヒナが存在しない場合は、その巣を撤去することは合法です。
問題が発生したら速やかに対処することが重要です。そして、一旦巣を撤去した後も、再発を防ぐために適切な対策を継続して行うことが大切です。
巣の問題に対処する際は、地元の規制や法律に従いながら、ツバメの保護にも留意して行動しましょう。
まとめ
・壁に泥やなどが材料が付着し始めるのが、ツバメが巣を築こうとしている前兆です。
ネットを使う
ガムテープ
アルミホイルを貼る・吊るす
スプレー
本記事を参考にツバメさんと上手に付き合えるようになることを願っています。
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